2016/10/27

ユルリク的2度目の台湾 〜台中その2/文具店・書店巡り〜


台中2日目。
たっぷりの睡眠をとって充電完了! まずは、ホテルで美味しい朝食をいただきます。


<RedDot Hotel・朝食>
前回とは、違うメニューを選んでみました。スープが美味しい!



<RedDot Hotel・カフェにある柱時計>
この時計、実はユルリク(オ)の実家にある時計と全く同じもの!
祖母の代から使っていて、まさか異国のホテルで出会うとは思ってもみませんでした。。。
(ということもあって、ここはユルリク(オ)の第2の実家ということに勝手に決定!)






<RedDot Hotel・アートギャラリー>
ホテル・エントランスの奥には、アートギャラリーがあります。
ちょうど「陳彫刻處」という木工工房の作品が展示中でした。





ギャラリー鑑賞後、台中散策「文具店・書店巡り」スタートです!




<街の文具店・榮峰文具行>
ホテル周辺を散策中に見つけた、昔ながらの文具店。(浅草橋の問屋街を彷彿させる店構えです。)




<榮峰文具行・店内ディスプレイ>
お店のおばちゃんの不審な者を見るような視線を感じながら、店内を探していると事務用のスタンプを発見!
(什器ごと欲しい!でも、おばちゃんちゃんが怖くて、そんなこと言えない。。。)




<榮峰文具行・文具>
台湾の文具メーカー「萬事捷股份有限公司」のインク付スタンプ。使いそうな言葉を選んで購入!



<萬事捷股份有限公司・スタンプ>
早速、押してみました。かわいいっ!!





思いがけず良い買い物ができ、幸先のよいスタートです!




<天天饅頭>
第二市場の近くで、作りたての揚げ饅頭を販売している「天天饅頭」さん。
揚げ饅頭好きには、外せないお店です!



<天天饅頭・手作り中>
美味しそうな饅頭が、次々とコンガリ揚がっていきます。



<天天饅頭・ひとくち>
買ったその場で、パクリ。美味しい!!!
思っていたより油っぽくなく、ほんのり控えめな甘さで、とても好み! 何個でもいけそうです。





美味しい揚げ饅頭をほおばりながら、修復工事を経て生まれ変わった「台中市役所」へ。




<台中市役所>
瀟洒な佇まいが美しい「台中市役所」。

カフェやレストランが併設され、アートと飲食が楽しめるスポットに生まれ変わったということで、
ぜひ見学したかったのですが、、、この日は国民の休日で何とお休みでした。残念!
(ユルリク以外にも、休館と知って愕然としている観光客多数。)




<台中州庁>
台中市役所の向かいにある「台中州庁」。
日本統治時代に、森山松之助さんによって設計された建物。こちらも南国風で美しい。





そして、今回の旅で、ぜひ利用したいと思っていたのが、台湾のレンタサイクルサービス「YouBike」。

事前の天気予報は雨だったのですが、見事な晴天になったので、早速トライ!



<YouBike>
市内のいろいろなところに設置された、YouBike自転車ステーション。
市役所前にもズラリと整列していました。



<YouBike・レンタルスタート>
Kioskという機械でレンタル手続きを済ませ、ユルリク号・2台分レンタル。
旅行者は、クレジットカード決済でレンタルできます。とっても便利!




いよいよ、台中サイクリング開始です!




<サイクリングロード>
川沿いの自転車専用道路に表示されているサイクリングマーク。(本気ロードレーサー風)





<サイクリング>

YouBike、なんと3段ギア付きで、乗り心地も快適です。
それもそのはず、YouBikeは台湾の世界的な自転車ブランド「GIANT」製です。ブラボー!
(ちなみに、GIANTの本社は台中です。そのせいか、台中駅のスタンプにも自転車がデザインされていました。)




とても快適に走ることができて、あっという間に目的地へ到着。自転車、最高!




<馬岡豆花>
やってきたのは、台中の有名な豆花店「馬岡豆花」。



<馬岡豆花・水果豆花/紅豆豆花>
水果豆花と紅豆豆花。
日差しが強く、とても暑かったので、アイスを注文。たっぷりの氷入りで最高に美味しかった!



<水果豆花>
水果豆花。わりとシンプル?と思いきや、中からフルーツがどっさり出てきました!





次は、お目当ての文具店「101文具天堂」へ向かいます。





<101文具天堂>
台湾全土で展開している大型文具店「101文具天堂」。(英語名は「101 Stationery Paradise」)
入口の雰囲気から、「ありそう」な気配たっぷり。




<101文具天堂・店内>
どどーーーんと、広い店内。

さすが、Stationery Paradise! 本当にパラダイスです!!
しかも、ディスカウント価格で、お値段もパラダイスっ!!!



興奮をおさえつつ、じっくりと気になる文具を探しました。




<101文具天堂・文具その1/付箋>
文字が抜き加工された付箋。細かい漢字もしっかりと抜かれています。
日本語に近い言葉をセレクト。(「態度」ってどう使うんでしょう?)





<101文具天堂・文具その2/学科マスキングテープセット>
学校カバンのようなパッケージに、各3種類のマスキングテープが入っています。



それぞれの科目にちなんだ、3つの柄のマスキングテープ入り。(写真は「高中國文」のセット。)





<101文具天堂・文具その3/学科ノート>
英語や日記などのノート。仁億企業行製造です。昔からあるノートのようです。





<101文具天堂・文具その4/メモ帳など>
台湾製の赤青えんぴつ(台湾文具メーカー「利百代」製)と、メモ帳など。
他にも、いろいろとカゴいっぱい購入してしまいました。(レジに渋滞を作ってしまい、スミマセン。。。)






次も、大型文具店の「九乗九文具専家」へ。




<九乗九文具専家>
こちらは整然としたディスプレイで、商品がとても見やすい!
人気店のようで、会計のレジは2階に続くほどの大行列。(101文具天堂で買いすぎたため、ここは見るだけに。)





その後、さらに北上。




<台中国家歌劇院>

伊東豊雄氏・設計の「台中国家歌劇院」。 遠目からもインパクトのある建築です!






<新光三越>
新光三越・台中店」に到着。

ここには、台中銘菓「今日蜜麻花」を購入するためにやって来ました。
本店の「今日食品行蜜麻花捲」で購入したかったのですが、祝日のため断念。

しかし、、、自転車で来るにはちょっと遠かったかも。(次回はバスで来ようと思います。。。)






<今日蜜麻花/味噌煎餅>
台中銘菓「今日蜜麻花」と、台南銘菓「味噌煎餅」。
な、なんと台南銘菓の「味噌煎餅」まで売っていました! まるで日本橋三越の菓遊庵!? 新光三越おそるべし。




<今日蜜麻花>
かりんとうの親戚?のような味で、食べだすと止まりません。。。
(水飴が歯にガッチリとくっつくので、歯に詰め物のある方は要注意です!)



<味噌煎餅>
日本の味噌煎餅とほぼ同じ味です!これも食べだしたら、まず止まらない!
食感が厚く、でも歯ごたえは軽い、といった感じです。





お目当てのお菓子も購入できたところで、次は気になっていた書店「東海書苑」へ。




<東海書苑>
公園の近くにある「東海書苑」。

店内にはカフェスペースもあり、みなさん静かに読書や勉強をされていました。
とても居心地の良い空間だったので、台中滞在中、3回も通ってしまいました。

外の椅子席が、あまりにも気持ちが良かったため、ユルリク(オ)うっかり昼寝までしてしまいました。。。





<東海書苑・看板>
とても素敵なショップ・ロゴ。





<東海書苑・書籍>
3回通って気になった2冊を購入。『字型散歩』と『台麵魂』。
繁体字は読めないので、ビジュアル優先でセレクト。(読み方は違えど「漢字」ということもあり、
タイトルや見出し文などは、なんとなく伝わってきます。あとはグーグル翻訳頼み!)




<字型散歩>
台湾の街角に溢れる繁体字のタイポグラフィーを、様々な角度から解説している本。
見ているだけでも楽しめます。ぜひ、日本語訳で出版してほしい!



<台麵魂>
麺好きユルリクには、見逃せない本。
台湾の様々な麺の種類や、製法、名店などが豊富なビジュアルと共に解説されています。お腹が空いてくる一冊。




<東海書苑小冊子/ロゴ・スタンプ>
購入した本に押してもらった「東海書苑」のスタンプ。

怪しげに何度も通って(入口で昼寝までし)、記念スタンプをはしゃぎながら押していたユルリクに、
オーナーさんが「ショップのロゴスタンプもあるけど、、、押したい?(ゆるりく意訳)」と、
特別なスタンプを出してきてくれました!本当にありがとうございます! 絶対、また行きます!






そして、次に訪れたのは、主にZINEを扱う書店「佔空間Artqpie」。



<佔空間Artqpie>
植物に囲まれた、雰囲気のある佇まい。




<佔空間Artqpie・店内>
店内は、地元のクリエイターが制作したZINEや雑貨、自由に閲覧できる本などが並び、
ギャラリースペースも併設されています。




<佔空間Artqpie・ショップカードなど>
各種ショップカード。




<佔空間Artqpie・書籍など>
気になったZINEや本、雑貨を購入。

『LET'S ZINE』
台湾の建物の壁面写真で構成されたZINE。

『老屋顔』
店のシェアブックと知らずに「購入できますか?」と聞いてしまったところ、
「自宅にもう一冊同じ本を持っているから、売ってもいいよ〜。(ゆるりく意訳)」
と言っていただき幸運にも購入することができました!

『老屋パターン・コースター』
本を購入した後、「こういう本に興味あるなら、こんなモノもあるよ〜。(ゆるりく意訳)」
と勧められたのが丸い陶器のコースター。
このコースターは、台湾の古い家で使われていた床の模様を絵付けしたものです。
いろいろな模様の中から、気に入ったものを2つ選びました。




<老屋顔>
台湾の古い家の様々な意匠が紹介されています。とにかく素敵なのです!




<佔空間Artqpie・スタンプ>
記念スタンプもたくさん。





次の書店は、「新手書店




<新手書店>
こちらもカフェスペース併設の書店です。前庭があって、明るくて開放的な雰囲気です。
外でお茶をしたかったのですが、天候が怪しくなってきたので、またの機会に。



<新手書店・壁面>
店内の壁面には、村上春樹さんの小説『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の一節が。
本当に台湾でも大人気!






次の書店は、台湾の古書店「茉莉二手書店」の台中店です。



<茉莉二手書店>
地下の入口を入ると、ドーンと奥に広がる空間。とても古本屋には見えません!
しかも、本の分類がキッチリされていて、初めてなのに探しやすい!!



<茉莉二手書店・店内>
なぜか、佐藤製薬のサトちゃんが。。。




<茉莉二手書店・カフェ>
広い店内には、カフェスペースもありました。
台湾では、書店にカフェ併設がスタンダードなのでしょうか?




<茉莉二手書店・ショップチラシと書籍>
この店では、探していた本『職人誌』を見つけて大興奮! 状態の良い本をかなりお安く購入!古本バンザイ!



<職人誌>
台湾の様々な伝統工芸の職人の道具や仕事内容が、丁寧なイラストで紹介されています。
これなら字が読めなくてもバッチリです!






欲しかった本を購入できて大満足したものの、
せっかくなので、近くにある「誠品書店 綠園道店」へも立ち寄りました。


誠品書店には、自由に在庫検索できる端末があるので、気軽に欲しい本を探すことができます。
繁体字の入力が難しかったため(というか、わからない!)直接、画面に手書き入力して検索しました。(便利〜!)
しかし、欲しかった本は「Empty」。。。




その後、夕食へ。




<阿三哥担仔麺>
ガイドブックを見て気になっていたお店。地元のお客さんで賑わっていました。




<阿三哥担仔麺・店内>
思っていた以上に、広い店内。のんびりとしたアットホームな雰囲気です。
メニュー表に手こずっていると、お店の方が助けにきてくれましたーーー。ありがとうございます!




<阿三哥担仔麺・蛤仔湯>
気になっていた「蛤仔湯」を注文。
生姜が効いていて、生姜大好きユルリクには堪らない味です。



<阿三哥担仔麺・料理いろいろ>
いろいろ注文しましたが、どの料理も本当に美味しい!
切り干し大根が入っている台湾風卵焼き・菜脯蛋も美味しかった!





美味しい台湾料理を堪能した後は、アイスかき氷のお店「路地 氷の怪物」へ。



<路地 氷の怪物>
ここは、台中で大人気のアイスかき氷店です。
日中は、大行列だったため断念。改めて、遅い時間にやってきました。




<路地 氷の怪物・入口>
店先に、カワイイ怪物のオブジェがいます。




<路地 氷の怪物・アイスかき氷セット/煎茶>
じゃじゃーん! これが、大人気の怪物アイスかき氷です。
ユルリクの「オバケライト」のカラーリングに合わせたアイスかき氷を注文!



手前:黒ゴマ・アイスかき氷、奥:ミルク・アイスかき氷。

オバケ好きユルリクとしては、どうしても外せないお店です。
日本のシャリっとしたかき氷とは違い、しっかり味がついたシャーベットのような感じです。
選べるトッピングも楽しく、とにかく美味しかった!




<路地 氷の怪物・店内>
日本家屋風の落ち着いた店内。床がかわいいです。
閉店時間が近かったため、静かな店内。昼間の賑わいが嘘のようです。




<路地 氷の怪物・表示サイン>
営業時間表示にも日本語が。 ユーモアもたっぷり。




<路地 氷の怪物・ショップカード>
ポップアップ仕様のショップカードもかわいい。






念願のオバケアイスかき氷を食べることができて大満足。
調子に乗って、最後にもう一軒、本日2店舗目の誠品書店 「誠品書店 中友店」へ向かいました。(まだ行く!?)





<誠品書店 中友店>
誠品書店 中友店は、螺旋風の書棚で、この空間をどうしても味わいたくてやって来ました。
遅い時間でしたが、まだまだ書棚の前にはお客さんが。




<誠品書店 中友店・購入書籍>
ここでも気になる本に出会ってしまいました。。。『台灣老屋散策』と『你不知道的台灣古地圖』。



<台灣老屋散策>
台湾の古い家屋を豊富なビジュアルで紹介している本。
装幀も凝っていて、よく見ると、ひらがなの「さんさく」という文字がうっすら印刷されています。



<你不知道的台灣古地圖>
”あなたの知らない台湾古地図”(ユルリク意訳)というタイトル通り、とても古い地図が紹介されている本。




<誠品書店 中友店・フリーペーパー>
フリーペーパーも読めたらなぁ。。。




時計の針も22:00をまわり、誠品書店 中友店も閉店です。
行ってみたかったところを、ほぼすべて回り、ようやく帰路につきます。



<YouBike・返却>
レンタサイクル・ユルリク号も、無事に返却。名残惜しい。。。涙


台中の街を縦横無尽に走りっぱなしの長い一日が終わりました。
朝10時からスタートした自転車レンタル時間、なんと12時間!

一日中、共に行動したので、すっかり愛着がわいてしまいました。
ありがとう、YouBike!!!






〜台北・迪化街編〜 へ、つづく