2015/09/26

北陸新幹線で行く金沢・福井の旅


シルバーウィークに、ユルリク(イケガミ)の実家へ帰省することになり、
念願の北陸新幹線に初乗車してきました!
せっかくの機会なので、金沢にも立ち寄ることに。





〜 金沢編 〜

はじめての北陸新幹線・E7系は、
シルバーウィークのため、全く指定席が取れず、始発の「はくたか」自由席で行くことに。
1時間前から並んだのですが(朝5時半です!)
それでも10番目で、ライバルたちの気合いの入れようが伝わってきます。






車内での快適な時間を満喫しつつ、3時間ほどで終点の金沢駅に到着。





なんと、駅では!!



清掃道具が、新幹線仕様です!超絶カワイイっ!!





特製の記念スタンプ用紙も、しっかり用意されていました。








大混雑の金沢駅から、最初の目的地である
ユルリク(オオネダ)の大好きな作家の一人、泉鏡花の「泉鏡花記念館」へ向かいました。


門を入った奥に広がる趣のある空間です。






ちょうど、企画展「怪異の泉ー鏡花 幻影の本棚」が開催されており、
鏡花の蔵書や自筆の手帳など、見応えのある展示でした。
自筆による「オバケ」のイラストや、没後、引き出しから出て来た言葉に対する心構えのメモ書きなど、
ファンとしては感無量です。









泉鏡花記念館の隣にある「柳宗理 記念デザイン研究所」にも立ち寄ってきました。
ショールームのような素敵な空間です。








金沢城公園外周を歩いていると「金沢三大文豪銅像」が!
室生犀星(左)、泉鏡花(中)、徳田秋声(右)にお会いすることができます。











そして、次にやってきたのは、兼六園の敷地内にある加賀前田家の奥方御殿「成巽閣」です。

北陸新幹線で使われたブルーの由来になったという「群青の間」の色壁を見るためにやってきたのですが、
実物のブルーの色壁は想像以上に美しく、また、建物自体も趣向を凝らした造りになっており、
本当に感嘆するばかりでした。




細やかで優美な空間は、室内から庭園に至るまで徹底されており、奥方様への配慮が伝わってきます。





成巽閣の団扇に記念スタンプ。











柳宗理記念デザイン研究所で、「大拙と柳宗悦」という企画展が開催中ということを知り
美術の小径を通って「鈴木大拙館」へ。






まさに、仏教哲学者・鈴木大拙の世界が体感できる静謐な建築と空間です。






栞のようなカードと、鈴木大拙氏の書のポストカード。
「それは それとして・・・」そして「無」。深いです。












金沢のお気に入りのお店「落雁 諸江屋」さんの本店へ。






どれにしようか、迷いに迷って「菊花せんべい」と「唐松せんべい」を購入。





包装紙は、金沢の古地図です。家紋がキマってますね!










〜 福井編 〜

2日目は、福井を観光。
福井駅では「恐竜王国・ふくい」を猛烈アピールすべく、巨大な壁画や動く恐竜が!

現在、福井駅周辺は大規模工事が行われているのですが、
工事現場感と恐竜がマッチしていてなんだか妙にリアル。。。








福井駅から、えちぜん鉄道(通称:えち鉄)に乗車して「大本山 永平寺」へ。

えちぜん鉄道の切符と、えち鉄記念スタンプ。
駅員さんに駅スタンプの有無を訪ねると「これならありますっ!」と差し出されたのがこのスタンプ。
なにかのイベントで使用されたのでしょうか。塗り絵のようでカワイイ!





「永平寺口」で下車。ここからバスに乗り換えて、曹洞宗の大本山・永平寺へ向かいます。







座禅や写経ができるかなぁ〜などと思っていましたが、そこはシルバーウィーク。
境内は、まるで初詣のような込み具合。座禅どころではありません。。。








参拝後は、門前にあるそば屋「てらぐち」さんで、大好物の福井名物「越前おろしそば」をいただきました。
美味しかった!!







ユルリク大定番の福井土産は、瓶詰めされた「越前海岸 もみわかめ」。
そして、初チャレンジのメガネ型お菓子「眼鏡堅麵麭」。(福井・鯖江は眼鏡の産地!)
なかなか美味しかったです。





帰省というより、ただの観光旅行になってしまいましたが、、、
いろいろと気になっていたところを巡ることができ、充実の2泊3日旅行(帰省)になりました。
ずっと忙しい日々が続いていたため、久しぶりの遠出で、ようやくリフレッシュすることができました!
やはり、休みは重要ですね。