2012/06/29

神田と笹巻けぬきすし


先日、NPO神田学会さんが発行しているタウン誌「KANDAルネッサンス」にて、
yurulikuのアトリエショップを紹介していただきました。



このタウン誌では、神田エリアに密着した情報や神田界隈の歴史など、
新旧様々な情報が掲載されており、今回の号もとても興味深い内容でした。
(特集記事は「神田 癒しのホテルめぐり」です!)
そんなタウン誌で紹介して頂き、この地で働く身としては何だか光栄です。





そして、今回の表紙に登場しているのが「笹巻けぬきすし 総本店」さんです。
創業は、元禄十五年。なんと310年前!!です。
(赤穂浪士討ち入りの年だそうです。すごい。。。)
これは是非とも行かないと!と、早速、お昼時間に立ち寄ってみました。






店内でいただける「お召し上がりセット(潮汁付き)」もあるのですが、
今回は、持ち帰り用の折り詰めをいただいてみました。

たねは「鯛、おぼろ、玉子、海苔、光り物」。(白身の魚もあります。)
夏場は、笹を巻いてから3〜4時間後が、塩や酢がこなれてきて食べごろだそうです。
(と、言いつつも待ちきれず、すぐに食べてしまいました。。。)

美味しい!!!

日持ちするように考えられた押し寿司なので、お酢が強いように感じる方もいるかもしれませんが
とても風味豊かな味わいで、かなり好みのお味でした。(食欲が減る夏場にはもってこいです!)
そして、なによりも300年前にこのお寿司を食べていた人たちがいるかと思うと、
「江戸」が身近に感じられ、何とも言えない気分になりました。

まだまだ、知らない神田の魅力がたくさんありそうな予感を感じつつ、
本屋でいろいろな江戸本を物色中です。